ボヘミアガラスとは?

 

ボヘミアガラスとは ボヘミアンガラス

ボヘミアグラス(Bohemian glass)は、16世紀頃、ボヘミア(現在のチェコ共和国)で確立されたガラス工芸です。主にカットの技術に優れており、そのデザインやモチーフの豊富さが特徴です。

ボヘミアングラスとは、「ボヘミアンクリスタル(ボヘミアの水晶)」と言われることも多く、高品質で、職人の熟練の技が際立ち、綺麗で革新的なデザイン性が、世界的に長年の歴史の中で認知されています。ボヘミアのガラス職人は、ベネチアで修業を積んでいた者も多くいました。

ボヘミアングラスは、地方で発見された豊富な天然資源と共に始まり、カリが石灰と結合すると透明で色の無いガラスになり、丈夫であることを発見します。カリガラスの品質が安定すると、ボヘミアガラスは、ベネチアングラスに匹敵する世界的ガラス工芸の地位を確立していきます。

カリガラスは、硬くて形状加工が難しいため、ベネチアングラスとは違ってまずは形を成型し、ガラスの温度が下がってから表面を彫刻などで加工します。天然の水晶のように硬く、厚みのあるガラスの表面一面に、カット技法では出せない繊細な表現で模様がつけられていきます。

照明器具の世界でもベネチアンガラスとボヘミアガラスはとても高級なエレメントです。

ボヘミアガラスはその透きとおるような透明感とガラスのカッティング技術の高さが特徴的です。特にクリスタルシャンデリアの世界においては圧倒的な質の高さと存在感を誇っています。